「韓国語がまったく話せませんが、大丈夫ですか」
国際結婚相談所として、いちばん多くいただく質問です。答えは「出会いから交際までは大丈夫。ただし韓国で暮らすなら、避けては通れません」になります。
曖昧に「大丈夫ですよ」とだけ答える相談所もありますが、それは不親切だと思います。段階ごとに、実際にどうなるのかを正直に書きます。
お見合いと交際は、話せなくても進みます
COCO-NICOのお見合いは、日韓双方の担当者が同席して通訳します。ですから、韓国語がまったく話せない状態でも会話は成立します。ご交際が始まってからのメッセージのやりとりも、翻訳のお手伝いをします。
実際、ご入会時点で韓国語がゼロという方は珍しくありません。そこがスタートラインとして問題になることはありません。
ただし、これは「通訳がいるあいだは」という条件つきです。
韓国で暮らすなら、ビザの要件になります
日本人が韓国に住むにはF-6ビザ(結婚移民)が必要で、そこには意思疎通の要件があります。次のいずれかを満たす必要があります。
- 韓国語能力試験(TOPIK)1級以上
- 指定教育機関の韓国語初級課程の修了証
- 韓国での1年以上の滞在歴
- 第三国の言語(英語など)で意思疎通できることの立証
つまり、韓国に住むと決めた時点で、これは「やったほうがいいこと」ではなく「やらないと一緒に暮らせないこと」に変わります。
逆に、日本で暮らす場合はこの要件がありません。住む国の選択が言語の負担を左右します。詳しくは韓国で暮らすか、日本で暮らすかをご覧ください。
TOPIK1級は、どれくらいのレベルか
結論を言うと、ゼロから始めても半年から1年ほどで届く水準です。過度に恐れる必要はありません。
TOPIKはⅠとⅡに分かれていて、1級・2級を判定するのがTOPIKⅠです。TOPIKⅠはすべて四肢択一で、作文はありません。聞き取りと読解だけです。書く力を問われないぶん、初学者にとっては取り組みやすい試験です。
1級で問われるのは、自己紹介、買い物、注文といった日常の基本的なやりとりができる程度。ハングルを読めるようになり、基本的な語彙と文型を身につければ到達できます。
受験のタイミングに注意してください
ここが実務上いちばん大事な点です。TOPIKは、日本では年に3回しか実施されません。例年4月・7月・10月が通例です。韓国国内では年6回ありますが、日本で受けられる機会は限られています。
さらに受験申請は試験日の約3か月前から始まり、先着順です。人気の会場は早く埋まります。
これが何を意味するか。「結婚が決まってから勉強を始めよう」では間に合わない可能性があるということです。受験の機会を1回逃すと、次まで3〜4か月待つことになります。そこに合格発表とビザ審査の2〜3か月が乗ります。
ご交際が始まった段階で受験計画を立てておくと、手続きの段階で待たされずに済みます。当相談所でこの逆算をご一緒しているのは、そのためです。
なお、TOPIKが難しければ、指定教育機関の初級課程を修了する方法もあります。試験日程に縛られたくない場合は、こちらを検討する価値があります。
試験に受かることと、暮らせることは別
ここからは、制度の話ではなく生活の話です。
TOPIK1級に受かっても、韓国で不自由なく暮らせるわけではありません。役所の窓口、病院で症状を説明する場面、子どもの学校からの連絡。こうした場面で必要になるのは、試験勉強とは別の実践的な力です。
そしてもうひとつ。夫婦の会話に、毎回通訳は入りません。
日常の意思疎通は、身振りと単語でも案外なんとかなります。問題は、細かい感情や、言いにくいことを伝えたいときです。「なんとなく寂しい」「その言い方が引っかかった」といった機微は、語彙が足りないと伝わりません。伝わらないことが積み重なると、相手の人柄とは関係のないところで関係が消耗します。
国際結婚がうまくいかなくなる原因として、実はここが大きい。後悔する人・しない人の違いでも触れています。
いつから始めるのがいいか
おすすめはご交際が始まった時点です。理由は3つあります。
相手がいると続きます。ひとりで教材に向かうより、話したい相手がいるほうが圧倒的に続きます。覚えた表現をその日のうちに使える環境は、語学学習として理想的です。
相手に伝わります。拙くても韓国語で伝えようとする姿勢は、それ自体がメッセージになります。相手のご家族に対しても同じです。
逆算が間に合います。前述のとおり、日本でのTOPIKは年3回。交際期間中から始めておけば、余裕を持って受験できます。
COCO-NICOのサポート
当相談所では、韓国語学習のサポートもご一緒します。何級を、いつまでに、どの方法で取るのか。ご成婚の時期から逆算して計画を立てます。学習方法についても、独学・オンラインレッスン・指定教育機関のどれが向いているかをご相談いただけます。
「韓国語ができないから無理だ」と思って踏み出せていない方に、いちばんお伝えしたいことがあります。ゼロから始めた方が、実際にご成婚まで進んでいます。スタート地点は問題ではありません。いつ始めるかだけです。
まずはご相談ください
COCO-NICOは、岐阜県羽島郡岐南町に事務所を置く、韓国人男性との国際結婚を専門とする結婚相談所です。ご相談もお見合いもオンラインで行いますので、岐阜・愛知・三重をはじめ全国どちらからでもご利用いただけます。
入会金・月会費・お見合い料はいただきません。「韓国語がまったくできないけれど、話だけ聞いてみたい」という段階でも構いません。
※本記事の内容は2026年9月時点の情報にもとづいています。TOPIKの実施日程・受験料や、F-6ビザの要件は変更されることがあります。受験にあたっては韓国教育財団の公式サイト、ビザの要件については在日本大韓民国大使館の最新情報をご確認ください。