「韓国人男性 結婚 後悔」と検索する方がいます。結婚を考えている段階で、うまくいかなかった話を先に知っておきたいという気持ちは、とてもまっとうなものだと思います。
結婚相談所がこういう記事を書くのは、本来なら都合の悪いことです。それでも書くのは、不安を持ったまま入会する方より、不安の正体を知ったうえで決める方のほうが、結果的にうまくいくからです。
先にひとつお断りします。この記事では「韓国人男性はこういう人だ」という書き方はしません。人柄は個人のものであって、国籍で語れるものではないからです。書くのは、国境をまたぐ結婚という構造そのものが持つ難しさと、そこでつまずきやすいパターンです。
後悔の多くは、相手ではなく準備で決まる
国際結婚で後悔したという話を聞くと、たいてい原因は相手の人柄ではありません。結婚前に決めておくべきことを決めないまま進んだことに行き着きます。
どこに住むのか。仕事はどうするのか。言葉はどうするのか。親族とはどう付き合うのか。日本人同士なら「暮らしながら決めていく」で済むことが、国境をまたぐと制度の壁にぶつかります。決めないまま進むと、あとで選択肢がなくなるのです。
言い換えると、後悔の芽は結婚前の準備段階にあります。以下、つまずきやすい5つのパターンを挙げます。
つまずきやすい5つのパターン
1. 「韓国が好き」から結婚に進んでしまう
ドラマや音楽をきっかけに韓国に興味を持つのは、まったく自然なことです。文化への好意は、国際結婚においてむしろ強みになります。
ただ、旅行で好きになった国と、生活する国は別物です。行政手続きの窓口で言葉が通じない、病院で症状をうまく説明できない、ゴミの分別ルールが分からない。そういう日常の積み重ねが、生活の実感を作ります。
好きという気持ちを否定する必要はありません。ただ、好きと暮らせるは別の判断だと自覚しておくことが、後の落差を小さくします。
2. 住む国を決めないまま進む
これがもっとも多く、そしてもっとも影響が大きいパターンです。
韓国で暮らすなら、韓国人配偶者に所得要件がかかり、日本人側には韓国語の要件がかかります。日本で暮らすなら、そのどちらもありません。制度上、まったく別の結婚になります。
「気持ちが固まってから考えよう」と後回しにすると、いざ手続きの段階でビザが下りず、そこから住む国を変えようとしても、相手の仕事や家族の事情が動かせない、ということが起こります。
詳しくは最初に知るべきことにまとめましたが、この一点だけは早い段階ではっきりさせてください。
3. 韓国語を「あとで何とかなる」にする
お見合いも交際も、通訳や翻訳を介して進められます。だから韓国語ができなくても話は進みます。そこが落とし穴です。
韓国で暮らすなら、在留資格の取得時点で韓国語の要件を満たす必要があります。それ以前に、夫婦の会話に毎回通訳が入るわけではありません。細かい感情や、言いにくいことほど、母語でないと伝わりにくい。ここでのすれ違いは、後から効いてきます。
逆に言えば、交際期間中から少しずつ勉強を始めている方は、結婚後の立ち上がりが明らかに違います。
4. 仕事とお金の話を後回しにする
日本で働いていた方が韓国へ移る場合、それまでのキャリアはいったん途切れます。就労は可能ですが、言葉と資格の壁があります。逆に相手が日本へ来る場合も同じ問題が生じます。
どちらかが仕事を失う前提の結婚になるのか、そうでないのか。収入がどうなるかを、数字で話せているかどうか。ここを避けたまま進むと、生活が始まってから現実に直面します。
5. 家族との関わり方を確認していない
これは韓国に限った話ではなく、日本国内の結婚でも同じです。ただ国際結婚では、相手の家族と自分の言葉が通じないという条件が加わります。
行事のときにどれくらい集まるのか、親と同居する可能性はあるのか、家族の中で自分はどんな役割を期待されるのか。家庭によって考え方はまったく違うので、「韓国だからこう」と一般化せず、その人の家族はどうなのかを個別に聞いてください。
聞きにくいことですが、聞ける関係かどうかを確かめることにも意味があります。
うまくいっている人に共通すること
反対に、順調に進む方には共通点があります。
都合の悪い情報を、自分から聞きたがります。「うまくいかないケースはどんなときですか」と最初の面談で聞いてくる方は、ほぼ間違いなく準備が整っていきます。
相手を「韓国人」ではなく個人として見ています。国のイメージを相手に重ねず、その人が何を大事にしているかを聞こうとする。当たり前のようでいて、これができるかどうかで進み方がまったく変わります。
生活の設計を数字で話せます。どこに住み、いくらで暮らし、誰が働くのか。夢の話と生活の話を分けて考えられる方は、判断を誤りません。
断る力があります。違うと感じたときに、そう言える。これがいちばん大事かもしれません。相手に費用を出してもらっていたり、周りに期待されていたりすると、断りにくくなります。そういう状況を作らないことも、相談所の役割だと考えています。
入会前に、結婚相談所に聞いてほしい5つの質問
後悔を減らすという意味では、相手選びと同じくらい結婚相談所選びが効きます。次の5つを聞いてみてください。
- 韓国側の事業者はどこで、韓国で正式に登録されていますか
- 相手の身上情報は、会う前に書面でもらえますか
- 最初の顔合わせはオンラインですか、渡航が必要ですか
- 途中でやめた場合、いくら返ってきますか
- うまくいかなかったケースには、どんなものがありますか
5つ目に口ごもる相談所は、実績が無いか、都合の悪い話をしない方針かのどちらかです。どちらにしても、預ける相手としては心もとない。
それでも、国際結婚には強みがあります
ここまで難しさばかり書いてきたので、最後に公平なことを書きます。
日本と韓国は、飛行機で2時間ほどの距離です。国際結婚としては例外的に近い。何かあればすぐ行き来できるというのは、想像以上に大きな安心材料です。物価や生活水準も大きくは変わらず、医療や行政の仕組みも比較的近い。
そして、言葉も文化も違うところから家族になっていく過程には、確かなものがあります。分かり合えないことを前提に、一つずつ確かめながら関係を作る。それは、同じ言葉を使う相手との結婚では省略されがちな作業です。
後悔するかどうかを決めるのは、国籍ではありません。準備と、相手を見る目と、違うと思ったときに立ち止まれるかどうかです。逆に言えば、そこさえ押さえておけば、後悔する確率はかなり下げられます。
迷っている段階でご相談ください
COCO-NICOは、岐阜県岐南町に事務所を置く日韓専門の国際結婚相談所です。ご相談の段階で、この記事に書いたような都合の悪い話も含めてお伝えしています。入会金・月会費・お見合い料はいただきません。その場でご入会をお願いすることもありません。
ご相談もお見合いもオンラインですので、岐阜・愛知・三重をはじめ全国どちらからでもご利用いただけます。
「やめておいたほうがいいと言われるかもしれない」と思って構いません。そう申し上げることもあります。それも含めて、話してみてください。
費用の全体像については費用は実際いくらかかるのかもあわせてご覧ください。